着眼点の構想

読書、音楽、お酒 などについて、語っていきます。

Last Idolの「壁は続く」を聴いた

Last Idolは、秋元康さんが企画したオーディション番組から誕生したグループ。
1期生と2期生がおり、始めは 我が家の地方でもTVで放映していたが、

今は放映していない。

バトルで負けると、たった1回の負けで メンバーから落とされてしまう
という、当人からすると、非常に残酷なグループ/TV。
審査員は4人いるが、指名された1人だけが決定権を持つ。
特徴あるアイドルを目指すから かもしれないが、運も必要、という訳だ!
ジャンケンでセンターを決めてしまう 秋元さんのやり方、と言えるかも!

芸能界は、売れる/売れないで 点と地ほどの差がある。
Last Idolのオーディションに挑戦するメンバーは、
他のグループのオーディションに落選したメンバーが多いため、
皆 死に物狂いで挑戦してくる!
まさに、生きるか 死ぬか。
メンバーに選ばれるかどうかで、その後の人生がガラッと変わってくる。

シングル7枚目まで、グループで競ってシングルの表題曲を決める
ということは あったが、最近 個人対決はなく、ようやく一体感が出つつあった。
が、8枚目の「愛を知る」で、久し振りの個人対決。

ダンス、歌唱、一言パフォーマンスの3項目で審査。
審査の順をくじで決めたが、1番が阿部 菜々実、
最後のくじが 間島 和奏だった。

2人は共に1期生で、1期生のオーディションの最後の方で、
センターだった間島 和奏を指名してバトルを制したのが阿部 菜々実。
落ちた 間島 和奏は、アンダーのメンバーに。

「愛を知る」オーディションで阿部 菜々実が歌ったのは「サイレントマジョリティー」。
オーディションが、平手友梨奈 脱退発表の後だった。

そして、間島 和奏が歌ったのは、
落選したLast Idolのデビュー曲である「バンドワゴン」。

間島 和奏の目に涙。
審査員の大森靖子さんは 応援するように口ずさみ、号泣。
間島 和奏を落としたのが 自分だったからだ。

やらせかと思うくらい 出来過ぎたドラマだった!


この「愛を知る」、メジャーキーでアイドルらしい明るい曲。
対して、オーディションに落ちたメンバーが歌うのが
カップリング曲の「壁は続く」で、マイナーキー。

が、この「壁は続く」が 凄くいい曲だった!
ファンの間で「困難に立ち向かう勇気をもらえる曲」と話題に。
まるで自分達の心情を歌にしたような、応援ソングになっている!

歌詞もいいけど、マイナーキーを皆でハモルの、いいな!

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何かを願い続けることは 体力と気力が必要だ
どこかで諦めてしまいたくなるものさ

なぜだろう それでも僕らは全力で夢をよじ登る

いくつめの壁だろう 絶対 乗り越えるしかない
見上げる試練は どこまでも続く

いつだって未来は 不安と希望との向こう側にある

ここで止まるわけに いかない
新たな光は 空から差し込む

目の前の現実から 逃げたりするものか
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2期生のオーディションでも、最後の方で
センターだった篠原 望を指名してバトルを制したのが、橋本 桃呼だったが、
橋本 桃呼は「壁は続く」を歌い、篠原 望が「愛を知る」を歌う。


間もなく、彼女達の新譜がリリースされる。
彼女達の/我々の 壁は続く!

https://www.youtube.com/watch?v=nytgN7xHzZY